デリバリー使用「必見:カーボン噛み」

ご閲覧有難う御座います。

今回はフードデリバリーに原付を使用している方に多発している不調
「カーボン噛み」症状の原因~予防策になります。

信号待ちでエンジンストール(停止)になったりしていませんか?

まず原付の不調原因になる「カーボン」とはガソリンの不完全燃焼により発生する「燃えカス」の事を指します。

そして、燃えカス(カーボン)がエンジン内の排気弁(バルブ)に挟まる事で閉じなくなり圧縮が抜けて爆発できない事を「カーボン噛み」と言う不調名をご理解ください。

「カーボン噛み」は故障ではなく汚れ(燃えカス)の蓄積による不調なので分解清掃をすれば元通り(エンジン始動)に至ります。

「下部、画像はカーボン汚れの溜まったエンジン内部画像です」

「そして分解清掃後の画像になります」

上部、画像の様に「カーボン噛み」エンジン分解清掃は高額メンテナンスになるため
出来る事なら避けたい事例だと誰もが考えるところでしょう!なので予防策を記載いたします。が、その前に「カーボン噛み」メンテナンスの一連の流れを画像紹介させて頂きます。

1「外装外しから」

2「エンジンを降ろし~ヘッドバラシ」

3「本丸のカーボン除去作業」

4「清掃後の組み上げ~走行テスト」

「カーボン噛み」の予防

第一にまず大事なのは「暖機運転」です!

暖機運転とはエンジンを始動、走行前に(アイドリング状態)暖める事です。

暖機時間は冬場の3℃以下まで下がる時は最低3分以上(長い分には良い)は暖機する。

春秋10℃以下(昼夜で寒暖差が有るので外気温に合せ)1分半以上エンジン暖機をする。

デリバリー(原付)使用の方にカーボン噛みが多く発生するのは、恐らく待機中にエンジンが冷え、注文が入ると即!走行の繰り返し使用でカーボン発生率が上がる事と推測します。

どうしても急いで発進しなくてはならない時はエンジン始動~最初の3分くらいは20(速度)km以下で走ると多少は軽減できます、何故ならアクセルを回すほどガソリン供給量が増え、その分カーボン発生量が増えるからです!

とは言え、あくまで軽減なので走行暖機はお薦めはしません!

もう一つ、ワコーズ社から出ている「フューエル2」添加剤を使用する!

これは!!!かなり効果の実証が出ています!

昨年(R3年8月)ワコーズ(WAKO’S)さんが新商品で出したエンジン内の洗浄剤ですが!

筆者の個人的な推測になりますが、コロナ流行によりバイクによるフードデリバリー業が増えた事に伴い短距離走行の使用トラブル多発からの開発~販売に至ったのでは?と想像しております。

発売理由は何にせよ、このフューエル2(洗浄剤)をガソリン給油時に混ぜて使用すると
4stエンジンの排気ガスは通常ほぼ透明なのですが、カーボンの溜まっている車両の場合、黒みがかった灰色の排気ガスがでます!「エンジン内を洗っている~!」っと実感します。

しかも

ワコーズ(WAKOS)フューエル2=1本/¥2.160-で満タン(原付タンク5L位)10回分以上なので、エンジン分解清掃の対価より、かなり経済的な予防経費だと考えます。

まだ市販では扱っている所が少ないので当店でも手渡し販売ご用命を承ります。

お気軽にお問い合わせ下さい。
TEL時間=10時~18時(月曜定休)

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